様々な活用方法があるTikTokは、動画を簡単に投稿できるだけでなく、様々な種類の情報発信やコンテンツの投稿を行い、インフルエンサーとして活動しているユーザーも多くいます。
そんなTikTokですが、普段から利用していて、音楽に合わせた写真投稿や画像だけの投稿をよく見かけるのではないでしょうか?実はTikTokでは、写真や画像を動画のようなクオリティの高いコンテンツに作成できるスライドショー機能やフォトモーション機能があります。
本記事では、TikTokの写真投稿について解説します。また、スライドショーやフォトモーションのやり方についてもまとめましたので、方法を知りたい方や気になる方は、ぜひ最後までご覧ください。
TikTokの写真投稿はできない?バズる?
TikTokは、音楽クリップの視聴のみならず、短編動画クリップの撮影及び編集、さらに編集による特殊効果の追加が可能なアプリです。そんなTikTokですが、Instagramのように写真のみの投稿をすることができます。しかし、TikTokは元々、スライドショーのような写真だけの投稿を行えましたが、Instagramのような写真投稿は行えませんでした。
TikTokで写真投稿を行う方法には、大きく分けて以下の2種類があります。
- スライドショー
- フォトモーション
上記の2種類には異なる特徴があるため、目的や自身の好みに合わせて使い分けることができます。では、それぞれの特徴について詳しく解説します。
スライドショーのやり方
スライドショーは、静止画像をカルーセル(横スライド)で表示する機能です。自動的にスクロールされるだけでなく、ユーザー自身の見たいペースで画面を操作して視聴することも可能な機能が備わっています。また、スライドショーでは、2枚〜最大35枚までの写真を選択できたり、音楽を追加できたりすることも可能です。
TikTokのスライドショーのやり方は、以下の通りです。
①メニュー画面下部にある「+」をタップ
②画面右下の「アップロード」をタップ
③スライドさせたい写真を選択し、右下の赤い「次へ」ボタンをタップ
④投稿する写真を確認し、「次へ」をタップ
⑤投稿に追加したい説明文や投稿範囲を設定し、画面右下の「投稿」をタップ
スライドショーを活用することで、動画に劣らないクオリティの高いコンテンツが作成できるでしょう。
フォトモーションのやり方
フォトモーションは、写真を使用して簡単に動画を作成できる機能です。複数の写真を選択するだけでアニメーションのような躍動感のある動画を作成することが可能になります。また、フォトモーションには、150種類以上のテンプレートが用意されているため、自分の好みや作成したい雰囲気に合わせた動画を作成できる点が特徴です。
TikTokのフォトモーションのやり方は、以下の通りです。
①メニュー画面下部にある「+」をタップ
②画面右下の「アップロード」をタップ
③フォトモーションに使用したい写真を選択し、画面右下の「次へ」をタップ
④右上の各設定から音楽やテキストを設定し、「テンプレート」を選択
⑤テンプレートの中から投稿したいフォーマットのテンプレートを選択
⑥指定したテンプレートが選択されていることを確認し、「次へ」をタップ
⑦投稿するフォトモーションを確認し、「投稿」をタップ
スライドショーを作ることに慣れていない方や手軽におしゃれなスライドショーを作成したい方には、フォトモーションがおすすめです。
TikTokの写真投稿のメリット
TikTokの写真投稿のメリットは、誰でも手軽にクオリティの高いコンテンツを作成し、投稿できることです。
写真投稿を活用することで、写真を通したメッセージの発信や視覚的な魅力をユーザーにアピールすることで、新たなフォロワーを獲得し、プロモーションを成長させることが可能です。
また、TikTokの機能を利用した写真投稿は、個人や企業を問わず、多くのアカウントにおいて絶大な効果を発揮することも期待できます。
そのため、写真投稿はアカウントの認知拡大が期待できることから、アカウント運用の初期段階から積極的に活用したい機能と言えるでしょう。
TikTokの写真投稿の活用事例6選
GU
GUは、「YOUR FREEDOM 自分を新しくする自由を。」を企業方針に掲げており、カジュアル衣料品及び装飾品など様々な商品を展開しています。TikTokの写真投稿では、自社の商品を使用したコーディネート紹介をしており、宣伝として活用しています。コーディネートにマッチした楽曲を使用していたり、コーディネートに使用した衣類のカラーや価格をスライドショーにして、ユーザーの購買意欲を刺激するような工夫がなされています。
ユニクロ
ユニクロは、「服を変え、常識を変え、世界を変えていく」というステートメントを掲げている日本のファッション業界の代表的なブランドです。幅広い商品を展開しているユニクロでは、TikTokの写真投稿を活用して、アイテム紹介を行っています。主に、映像を使ったアイテム紹介の動画を多く投稿していますが、新商品や人気の商品、コラボ商品を写真投稿で紹介することがあり、アイテムの価格や商品番号などをユーザーに分かりやすく伝える投稿を行っています。
スシロー
スシローは、「うまいすしを、腹一杯。うまいすしで、心も一杯。」を企業理念に掲げている回転寿司の人気チェーン店です。TikTokの投稿では、商品紹介やコラボ情報などを投稿しており、自社の宣伝として活用しています。注目したいポイントは、人気アプリやアニメとのコラボ情報を告知する際は、写真投稿を活用していることです。コラボ商品やイチオシ商品の写真を自社オリジナルの楽曲とともにスライドショーで流し、ユーザーが店に行きたくなるような投稿が特徴です。
Tani Yuuki
Tani Yuukiさんは、若い世代から絶大な人気を獲得している日本のシンガーソングライターです。自身の楽曲である「もう一度」に合わせて作成したテンプレートを使用し、自身の過去の写真を使用したフォトモーションを作成しています。このテンプレートは、楽曲に沿ったタイミングで写真が切り替わるため、楽曲とセットで使用することでよりクオリティの高いフォトモーションを作成することができます。
映画「ホリック xxxHOLiC」公式
「ホリック xxxHOLiC」は、2022年4月29日に公開された映画です。公式TikTokアカウントでは、キャストによる見どころ紹介やキャラクター紹介、キャンペーン情報など様々な投稿が行われていました。TikTokの写真投稿においては、映画撮影中の見どころある1シーンを収めた写真をフォトモーション機能を活用し、映画の怪しげな雰囲気に合わせた迫力ある動画に仕上げています。また、この投稿では、映画「ホリック xxxHOLiC」オリジナルのテンプレートを作成しており、視聴したユーザーがテンプレートを使用することで映画の宣伝やアカウントの認知拡大に繋がる工夫をしています。
TOYOTA
トヨタ自動車株式会社は、愛知県豊田市に本社を置く日本最大手の自動車メーカーです。若者がより「車」に興味を持ってもらうような様々なフォーマットで投稿を行なっています。「車」を主役に置き、ブランディングムービー風訴求や車でおでかけする内容の投稿などを行う中で、カタログのように様々な画角から車を紹介するスライドショーを作成し、魅力を発信しています。
TikTokの写真投稿に関するよくある質問
TikTokの写真投稿は何枚まで?
TikTokの写真投稿は、スライドショーの場合、2枚〜最大35枚まで写真を選択することができます。
TikTokアプリを開き、メニューの「+」をタップ後、画面右下に表示される「アップロード」をタップします。続いて、表示された写真フォルダから写真を選択しましょう。2枚以上使用したい場合は、「複数選択」をタップすることで、最大35枚まで選択することができます。
TikTokの写真投稿のサイズは?
TikTokの写真投稿の画像サイズは、「1080px×1920px」でアスペクト比は「9:16」の寸法が推奨されています。TikTokの解像度は、「720px×1280px」以上でないとアップロードすることができないからです。また、スマートフォンから、縦向きで撮影して投稿しているユーザーの場合は、比率を変更する必要はありません。画像サイズを設定できる箇所は、プロフィールのアイコン画像のみであるため注意しましょう。
TikTokの写真投稿に音楽はつけられる?
TikTokの写真投稿には、スライドショーで最大35枚まで写真を選択できる他、音楽を追加することも可能です。スライドショーで写真の選択をした後に、編集画面にてBGMやテキスト、エフェクトを編集することができます。BGMはあらかじめ自動で設定されていますが、変更したい場合は画面上部に表示されている曲名をタップしてBGMを変更することが可能です。
TikTokの写真投稿まとめ
本記事では、TikTokの写真投稿についてやスライドショー、フォトモーションのやり方についてご紹介してきました。TikTokの写真投稿は、誰でも簡単にクオリティの高いコンテンツを作成することができるという最大のメリットがあります。スライドショー機能やフォトモーション機能を活用することで、ユーザーの共感を得るようなコンテンツや動画に劣らないクオリティの高いコンテンツを作成することができます。
コンテンツ制作に悩んでいる方や、手軽にクオリティの高いコンテンツを作成してみたい方は、TikTokの写真投稿を活用してみてください。
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