TikTokには、InstagramやX(旧Twitter)と同様にメッセージを送るDM機能があります。
- DMの送り方が分からない
- DMの詳細な設定方法が知りたい
- DMが送信できない
など、TikTokのDMに関する疑問を持つことも多いのではないでしょうか。TikTokのDMには、他のSNSとは異なる点があります。本記事では、DMの送信方法や設定手順、DMが送れない時の原因と対策について解説します。
なお、おすすめのTikTok運用代行企業、おすすめのTikTokキャスティング会社については、以下の記事で詳しく解説していますので、ぜひ参考にしてみてください。
TikTokのDMとは
DMとは、他のユーザーに直接メッセージを送信することができる機能のことです。これにより、コメント欄や公開された動画を介さずにプライベートなコミュニケーションが可能です。InstagramのDM機能やLINEと同様の機能となっており、「DM」もTikTokで使える機能の1つです。
TikTokのDMの特徴
TikTokでは、他のSNSにはない独自のDMの設定方法や使用条件があるため使う前に概要を押さえる必要があります。
16歳未満のユーザーは利用できない
TikTokでは、DM機能の利用に年齢制限を設けています。具体的には、16歳未満のユーザーはDMを利用できない仕組みになっています。そのため、16歳の誕生日を迎えるまではDM機能を使用することができません。この制限は、子供の安全性を優先したDM対策の一環です。
プライバシー設定で送受信設定を行うことができる
メニュー内の「設定とプライバシー」から、メッセージを送受信する相手を、あらかじめ設定しておくことができます。事前に設定しておけば、見知らぬ第三者から悪質なDMが届くのを未然に防ぎ、トラブルを回避できることができます。
相互フォロー以外のアカウントには1日3通のみ送信できる
TikTokのDMでは、送信後のメッセージは削除できない、電話できないなどいくつかの機能制限があります。フォローしていない相手へ送る場合も、1日に3通までと決まっています。
メッセージを取り消しても相手のトーク画面には残る
TikTokのDMでは、メッセージを後から消しても相手のトーク画面にはメッセージが残ります。自分のトーク画面でメッセージを削除しても、相手のトーク画面には残るので注意してください。
TikTokのDMの送り方
TikTokのDMの送り方の手順を解説します。
プロフィール画面の「メッセージ」をタップする
まずはDMを送るために必要な相手のプロフィール欄を開きます。下の方に「メッセージ」という項目があるので、それをタップして専用画面を表示します。
入力欄でメッセージを入力する
「メッセージ」のタップ後に画面上には「メッセージを送信…」というテキスト入力欄が出てきます。カーソルを合わせてタップし、入力操作が可能になったら文章を入れます。絵文字ボタンをタップすると、文字以外に絵文字やステッカー、GIFを添付することも可能です。
TikTokのDMの詳細な設定方法
次に、TikTokのDMの詳細な設定方法について解説します。
メッセージの受信範囲
TikTokのDMでは、DMを送信できるユーザーの範囲を設定することができます。
まずは、プロフィール画面右上の「三」から「設定とプライバシー」をタップします。
次に、上から2番目の「プライバシー」をタップします。
プライバシーの一覧項目の中にある「ダイレクトメッセージ」を選択します。
「ダイレクトメッセージを許可する範囲」をタップします。
メッセージを送信できるユーザーを選びます。「誰でも」「おすすめの友達」「友達」「許可しない」の4つから選択が可能です。
既読ステータス
TikTokでは、LINEやInstagramと同様に相手がメッセージを確認した場合に「既読」のマークがつくようになっています。ただし、既読がつくようにするためには両者の「既読ステータス」が「オン」になっている必要があります。
メッセージ設定から「既読ステータス」をオンにします。これをオンにすると、相手にメッセージを既読したことが伝わり、またメッセージが相手に読まれたかどうかを確認することができます。
逆に、既読したことが相手に知られたくない場合は、「既読ステータス」をオフにしておくことをおすすめします。
セーフモード
「セーフモード」のオン・オフを切り替えることでDMの安全性を調整できます。安全でないと思われる送信元からのメッセージは、返信するまで「フィルター済みリクエスト」に表示されます。DMのセーフモードは、不適切なコンテンツやスパムからユーザーを守るために役立つため、設定しておくことをおすすめします。
フィルター済みキーワード
TikTokのDMでは、受け取りたくないワードにフィルターをかけることができます。フィルターに追加したワードが含まれているDMが届いた場合、そのメッセージはフィルター済みの欄に表示されるようになります。設定手順は以下の通りです。
「フィルター済みキーワード」をタップします。
キーワードを入力すると、フィルターをかけたいキーワードを追加することができます。
DMの通知を切る(ミュート)
TikTokのDMでは、特定のユーザーののDMの通知をミュートにすることが可能です。
まず、ミュートにしたい相手のメッセージ画面に移動します。画面右上にある「・・・」をタップします。「詳細を見る」の中の「通知をオフにする」をオンにすることで、その相手の通知をミュートすることができます。
DM受信のブロック設定
TikTokでは特定のユーザーからのDMをブロックすることができます。
まず、ブロックしたいユーザーのメッセージ画面を開きます。画面右上にある「・・・」をタップします。「詳細を見る」の中の「ブロック」をオンにすると、特定のユーザーからのDMをブロックできます。
DMを復元
TikTokのDMは、削除後も完全には消えず、データセンターに情報が残ります。以下の手順で削除したDMを元に戻すことが可能です。
プロフィール画面右上の「三」から「設定とプライバシー」をタップします。次に「アカウント」をタップし、「データをダウンロード」をタップします。画面下の「データをリクエスト」をタップすると、4日以内にダウンロードが可能です。ただし、日数を過ぎるとダウンロードからの復元ができないため、注意しましょう。
TikTokでDMが送信できない原因と対策
TikTokでDMを送信できなかったことはありませんか?TikTokでDMが送れない原因は、以下の通りです。
- TikTokのDMの送受信設定が「誰でも」になってない
- 相手からブロックされている
- 年齢制限にかかっている
- TikTokのアプリのアップデートが最新版になってない
- TikTokアプリ側の不具合
- 違反による送信制限
これより、上記の各項目に関して詳しく解説します。
TikTokのDMの送受信設定が「誰でも」になってない
相手のDMの送受信設定が「誰でも」になっていない場合、他のユーザーからのDMが制限されており、送ることができなくなっています。対策としては、相手に設定を「誰でも」に変更してもらうか、設定が「フォロー中」のみに制限されている場合は、相互フォロー関係になることでDMを送信できるようになります。
相手からブロックされている
相手のユーザーにDMをブロックされている場合、こちらからメッセージを送ることはできません。また、アカウント自体がブロックされている場合も、投稿動画を見ることができなくなるだけでなく、DMも送れなくなります。
年齢制限にかかっている
TikTokでは、安全性を確保するために16歳未満はDMを送ることができません。登録の際に生年月日を間違えて入力した場合も、後から変更することはできないため、新しくアカウントを作り直す必要があります。
TikTokのアプリのアップデートが最新版になってない
使用端末やTikTokアプリ側の不具合でDMが送れない場合があります。その場合は、TikTokアプリをアップデートするか、iphoneの端末自体をアップデートすることをおすすめします。
TikTokアプリ側の不具合
アプリをアップデートしてもDMが送れない場合は、TikTokアプリの不具合の可能性があるため、TikTok運営に問い合わせることをおすすめします。
違反による送信制限
DMの内容が「TikTokのコミュニティガイドライン」に違反し、ユーザーから報告されると、送信が制限される可能性があります。繰り返し違反を行うと、アカウントが永久凍結されることもありますので、メッセージを作成する際は、ガイドラインに違反しないように注意しましょう。
TikTokのDMに関するよくある質問
ここではよくある質問とその回答を挙げています。
TikTokで16歳未満でもDMは送れますか?
TikTokの利用には年齢制限があり、16歳未満のユーザーはDM機能を使えません。16歳以上の方が生年月日を間違えて登録した場合もDM機能を使用することができないため、アカウント登録の際には正確に設定するよう注意しましょう。
TikTokのDMは相互フォローじゃないと送れない?
TikTokでは、相手のDM受信設定が「誰でも」になっていない限り、相互フォローしていない状態ではメッセージを送ることができません。しかし、相手が受信設定を「誰でも」にしている場合は、相互フォローでなくてもメッセージを送ることができます。
TikTokのDMは既読がつく?
両者が「既読ステータス」をオンにしていると、InstagramやLINEと同様に既読がつきます。既読がついたことを相手に知られたくない場合は、「既読ステータス」をオフにしておくことをおすすめします。
TikTokで電話できる?
TikTokのDM機能では音声通話やビデオ通話はできません。通話をする場合は、InstagramやLINEを活用する必要があります。
TikTokで画像の送信はできる?
TikTokのDM機能では、TikTok動画の送受信はできますが、画像の送信はできません。画像を送れないことに若干の不便さを感じる方がいるかもしれませんが、不適切な画像が送られてくることを回避できるというメリットもあります。GIFスタンプや絵文字の送信は可能です。
TikTokのDMまとめ
本記事では、DMの送信方法や設定手順、DMが送れない時の原因と対策について解説しました。TikTokのDMには、他のSNSのDMとは異なる点があります。例えば、写真の画像ファイルを送れないことや通話機能がないこと、年齢制限があることなどです。これらの違いを理解しておくと良いでしょう。また、送受信できるユーザーの範囲を設定したり、見たくないワードにフィルターをかけたりすることで、安全にDM機能を利用できます。TikTokで安全にDM機能を使用したい方は、本記事を参考にしてください。
なお、おすすめのTikTok運用代行企業、おすすめのTikTokキャスティング会社については、以下の記事で詳しく解説していますので、ぜひ参考にしてみてください。
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