現在、若者を中心として人気があるアプリ「TikTok」。美容系、教育系、動物系、YouTubeの切り抜き動画なども投稿されており、さまざまな動画を見て楽しむことが出来ます。
また、自分自身で撮った動画を気軽に投稿することも可能です。一方で、TikTokを使用していると、投稿していた動画が突然削除されたり、垢banになったりすることがあります。
そのため、
- TikTokで垢banされる要因はなに?
- 垢banされた時の対処法が知りたい!
- TikTokで垢banされたらどうなるの?
といった悩みを抱えている方は少なくありません。
そこで今回は、前半でTikTokのアカウントがbanされる理由とbanされた時の対処法について詳しく解説します。記事後半では、規約違反の動画やアカウントを見つけた際の対処法、垢banについての質問を紹介します。
なお、おすすめのTikTok運用代行企業、おすすめのTikTokキャスティング会社については、以下の記事で詳しく解説していますので、ぜひ参考にしてみてください。
TikTokの垢banとは?

TikTokの垢banとは、「アカウントバン」のインターネット用語で、ペナルティのようなものです。
垢banになると、これまで利用していたアカウントが強制的に利用停止になり、そのアカウントは二度と使用できなくなります。SNSを使用するにあたって、他にもペナルティは存在します。例えばシャドウバンです。シャドウバンとは、不適切だと判断された動画に制限をかけられることです。ただ、シャドウバンになっても、そのアカウントを数日の間使用しなければ、解除される可能性があります。
TikTokで垢banされたらどうなる?

ここでは、TikTokで垢banされたらどうなるか、2つ紹介します。
- フォロー数やフォロワー数が0になってしまう
- 動画の投稿ができなくなる
それぞれ順番に解説していきます。
フォロー数やフォロワー数が0になってしまう
TikTokで垢banされると、これまでのフォロー数やフォロワー数が0になってしまいます。
動画を投稿をしていなくても、自分の好きなTikTokerや、アーティストをフォローしている方も多いと思います。また、TikTokで動画を投稿する方は、フォロワー数が動画投稿のモチベーションに繋がるため大切です。ですが、垢banされてしまうと、それらのフォロー数やフォロワー数が0になってしまいます。
動画の投稿ができなくなる
TikTokが垢banされてしまうと、これまでは動画の投稿ができていても、できなくなります。TikTokで動画を投稿しているとフォロワーが増え、自分自身のファンが増えていきます。ですが、垢banされてしまうと、動画の投稿ができなくなるので、ファンが離れていく可能性があります。新しいアカウントを作成し動画を投稿しても、前回のファンを全員戻すことは大変です。
他のユーザーが過去に投稿した動画を見れなくなる
アカウントがBANされると、これまでの投稿動画はすべて他のユーザーから非表示になります。どれほど多くの再生数を獲得した動画であっても同様で、第三者がその動画を再度視聴することはできません。時間をかけて編集した動画やバズったコンテンツもすべて非公開扱いとなります。そのため、アカウント運営においては、ルール違反によるBANのリスクを常に意識することが大切です。
TikTokで垢banされる要因

TikTokでは、「コミュニティガイドライン」と「TikTokの利用規約」にのっとってアプリが運用されています。
規約違反をしていまい、TikTokで垢banされる主な要因は、以下の7つです。
垢banされないように、しっかりと確認しましょう。
- 差別的な発言
- 安全性を脅かす行為の禁止
- ハラスメントおよびいじめ
- 性的なコンテンツ
- 未成年者に危害を及ぼすコンテンツ
- なりすましやスパム行為
- 知的財産権の侵害
それぞれ順番に解説していきます。
差別的な発言
差別的な発言とは、他人の人格や、人種、身体的欠点などを、個人的にも集団的にも社会的に抹消する暴力性のある言葉です。TikTokで、そのような投稿や発言をすると垢バンだけでなく、メディアで取り上げられる、法律で罰せられる、などの可能性があります。そのため、差別的な発言をすることはTikTokで垢banになる要因の1つです。
安全性を脅かす行為の禁止
安全性を脅かす行為とは、犯罪行為や、テロ、戦争を良しとする発言や投稿をすることです。また、個人としては、個人情報の流出による犯罪被害などです。TikTokでは、安全性を脅かす行為を禁止としており、そのような発言や投稿をすると垢banの要因になります。
ハラスメントおよびいじめ
ハラスメントやいじめとは、相手の意に反した有害行為や発言によって、人間としての尊厳を傷つけることです。TikTokでは、誰もが自由に自分の意見を発言でき、いじめや、脅しを恐れることのない環境を提供しています。そのため、他者への嫌がらせや、脅迫、晒し行為などは、TikTokで垢banされる要因になります。
性的なコンテンツ
性的なコンテンツとは、過度な露出や性的な発言といった、成人向けのメディア、「18禁」や「20禁」に指定されるコンテンツのことです。TikTokは、10代の方も多く利用しているアプリなので、性的趣向の強い動画やコメントは垢banの要因になります。
未成年者に危害を及ぼすコンテンツ
日本では、未成年者への危害は法律で固く禁止されています。TikTokでも、未成年者への性的搾取や虐待が発覚した場合は、全米行方不明・搾取児童センターに報告するなどの対策をしています。そのため、未成年者に危害を及ぼすコンテンツは垢banの要因になります。
なりすましやスパム行為
なりすましやスパム行為とは、ユーザーの個人情報が勝手に晒されている場合です。また、投稿した動画の背景や家の間取りから住所を特定されネットに晒されるケースもあります。TikTokでは、このような、なりすましやスパム行為を「コミュニティガイドライン」で規制しているので、規制を破れば垢banの要因になります。
知的財産権の侵害
知的財産権の侵害とは、所有者の許可なく第三者がロゴやイラスト、デザインなどを使用し商品情報を作成することです。TikTokでも、音源や動画の切り抜きなどを無断で投稿すると、知的財産権の侵害になります。使用したい音源や動画、イラストがある場合は、所有者の許可を取りましょう。
TikTokで垢banを防ぐ3つの方法

TikTokで垢banを防ぐ方法は、以下の3つです。
- TikTokのガイドラインを入念に確認する
- 正当な手段でのフォロワー増加を心がける
- 凍結の可能性がある動画を投稿しない
アカウントを長く安全に運用するには、プラットフォームのルールを正しく理解し、リスクのある行動を避けることが大切です。では、それぞれの方法について詳しく解説します。
TikTokのガイドラインを入念に確認する
アカウントの凍結を避けるためには、事前にガイドラインをしっかり把握しておくことが大切です。TikTokは未成年の利用者も多く、コンテンツの安全性が重視されているため、基準に沿わない投稿は削除やアカウント停止の対象になります。特に、知的財産権に関する違反は自覚のないまま引っかかることもあるため、使用する音源の使用実績なども事前に確認しなければなりません。投稿前に細かな点まで見直すことで、BANのリスクを大幅に減らすことができます。
正当な手段でのフォロワー増加を心がける
アカウントの健全な運用には、自然なフォロワー獲得を目指すことが大切です。不正な手段でフォロワーを増やすと、規約違反とみなされアカウントが停止される可能性があるからす。ハッシュタグを工夫して検索に引っかかりやすくしたり、コメントへの丁寧な返信を行うことで、視聴者との信頼関係が築かれ、結果としてフォロワーも増えていきます。コツコツと正しい方法で積み重ねることが、安定したアカウント運用につながるでしょう。
凍結の可能性がある動画を投稿しない
アカウントを安全に運用するには、リスクのある動画を避ける意識が欠かせません。TikTokは若年層ユーザーが多く、コンテンツに対する審査基準が厳しく設定されているからです。自分では問題ないと思っても、視聴者によっては不適切と受け取られる場合があり、通報や凍結につながる恐れがあります。特に、他のSNSと同じ感覚で投稿すると判断を誤ることもあるため、TikTok独自の基準に合わせた投稿や安全性を意識した発信が継続的な運用のポイントとなるでしょう。
TikTokで垢banされた場合の対処法

ここでは、実際にTikTokで垢banされた場合の対処法について、2つ紹介します。
- 運営に審議申し立てをする
- 新しくアカウントを作り直す
それぞれ順番に解説していきます。
運営に異議申し立てする
運営に審議の申し立てをする3つの手順を紹介します。
- TikTokで垢バンされた際に運営側からくるバナー通知を開く
- 「審議の申し立て」をタップする
- 表示される画面の指示に沿って操作する
TikTokで垢banされる際は、コミュニティガイドラインに何度も違反した場合なので、審議をしても必ずアカウントが復活する訳ではありません。
垢banの原因になった動画を削除する
アカウントが凍結された場合は、原因とされる動画を削除することで回復の可能性があります。凍結の多くがガイドライン違反とされる動画によって引き起こされているためです。例えば、TikTokからの通知で違反動画が明示された場合、その動画を削除すれば制限が解除されることも珍しくありません。通知がない場合でも、自身の投稿を見直し、規約に触れている可能性のある動画を削除する対応が求められます。垢ban解除を目指すには、まずは該当コンテンツの削除が有効でしょう。
新しくアカウントを作り直す
TikTokで垢banされた場合は、新しくアカウントを作り直す方法が、1番簡単で迅速です。
新規アカウント作成のように、新しい電話番号やメールアドレスなどを登録するとアカウントを作成できます。ですが、垢banされたアカウントの電話番号やメールアドレスを使用したい場合は、30日後からでないと使用できません。
規約違反の動画を見つけたら?

TikTokを閲覧していると、規約違反の動画を見つけることがあると思います。そのような場合の対処法について2つ紹介します。
- 違反している動画単体を報告する
- 違反ユーザーのアカウントを報告する
それぞれ順番に解説していきます。
違反している動画単体を報告する
違反している動画をコミュニティガイドラインに報告する手順は、以下の3つです。
- 通報したい動画のページを開く
- 動画の画面右下のシェアボタンをタップする
- 「報告」をタップし、違反している項目を選択
TikTokは、世界中の人が発信しているアプリなので、投稿されている動画を運営側が全て把握できない場合があります。安全にTikTokを利用するために、違反している動画がある場合は直ぐに報告しましょう。
違反ユーザーのアカウントを報告する
1つの動画だけでなく、違反ユーザーとしてTikTokを活用している場合があります。
そのようなユーザーは、TikTokのコミュニティガイドラインを犯し、運営側にバレないよう動画を投稿しています。そのため、違反ユーザーを確認したら運営側に報告しましょう。
TikTokライブでもバンされる場合がある

TikTokでは、動画を投稿する他にライブをすることが出来ます。ライブとは、18歳以上でTikTokの出す条件をクリアした方のみ、利用できる機能です。動画投稿と同じように、ライブでも垢banされる場合があります。
ライブ中にTikTokのコミュニティガイドラインに違反した発言や、行動をすると垢banの原因になります。
TikTokの垢banに関する質問

垢banされたらシステム通知が来る?
垢banされたら、システムからアカウントの変更を知らせるバナー通知がきます。ただ、必ずしも全ての方に通知が届くわけではありません。もし、通知が無く、アカウントが使用できない場合は、利用規約違反と思われる動画を削除するか、TikTokの運営に報告しましょう。
多くのユーザーから通報されると垢banされる可能性がある?
多くのユーザーから通報されると垢banされる可能性はあります。多くのユーザーから通報されることは、違反していると思われている回数が多いからです。一方で、少ない通報では、垢banされる可能性は低いです。
TikTokの垢banについてまとめ

本記事では、TikTok垢banされた場合と、対策、原因について解説しました。TikTokで垢banされる場合は、TikTokのコミュニティガイドラインを破っている時です。TikTokは世界中の人たちが利用しているので、垢banされないような動画の投稿や、ライブでの言動に気を付けましょう。また、TikTokのコミュニティガイドラインを破っている動画やユーザーを見つけた際には、運営側に報告しましょう。
なお、おすすめのTikTok運用代行企業、おすすめのTikTokキャスティング会社については、以下の記事で詳しく解説していますので、ぜひ参考にしてみてください。
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