本記事をご覧のみなさまは、企業戦略としてTikTokを活用したいとお考えでしょう。しかし、
- TikTokの企業アカウントの効果は?
- TikTokで企業アカウントを始めるメリットは?
- TikTokを利用した成功事例は?
などの疑問をお持ちではないでしょうか。今回はTikTokを活用した企業の成功事例をはじめ、企業アカウントを始めるメリットやTikTok売れした成功事例についても併せて紹介します。今後、企業戦略としてTikTokの活用をお考えのみなさまは、ぜひ本記事をご覧ください。
TikTokの企業アカウントは効果ある?
結論から言うと、TikTokにおける企業アカウントの活用は効果があります。今やTikTokは10代や20代などのZ世代を中心とした若年層だけでなく、30代以上の購買意欲の高い層にも利用されるアプリです。また、TikTokにはレコメンド機能という機能が存在し、フォロワー数の多さに関わらず投稿についたいいねやコメント数に応じて不特定多数のユーザーに拡散されます。そのため、企業の規模を問わず自社をアピールする上でTikTokは有用なアプリと言えるでしょう。
TikTokで企業アカウントを始めるメリット
TikTokで企業アカウントを始めるメリットは以下の通りです。
- 幅広い年齢層に商品・サービスをアプローチできる
- クオリティの高いコンテンツを作成できる
- トレンドに乗りやすくバズりやすい
- 他社と差別化できる
これより、上記の各項目に関して詳しく解説します。
幅広い年齢層に商品・サービスをアプローチできる
TikTokで企業アカウントを運用するメリットとして幅広い年齢層に商品・サービスをアプローチできる点が挙げられます。現在、TikTokの平均利用年齢は36歳前後と言われており、若年層だけでなく30代以上の購買意欲の高いユーザーも多く存在することから、各年代の興味・関心に対応したプロモーションが可能です。例として、大手ハンバーガーチェーンのマクドナルドは動画サイトのニコニコ動画で一世風靡した一部の楽曲や動画を再利用してTikTok用のCM映像として作成した動画を投稿しました。上記のような投稿は隙間時間を利用して手軽に利用しやすいTikTokという媒体を通して、ターゲット層に認知させたい自社製品の選択的なマーケティングを実現します。
クオリティの高いコンテンツを作成できる
TikTokで企業アカウントを運用するメリットとしてクオリティの高いコンテンツを作成できる点が挙げられます。TikTokは無料で利用でき、アプリ内の加工ツールにより唯一無二の動画を作成できます。そのため、動画作成初心者でも安心して動画作成が可能です。また、CapCutなどの外部アプリの利用で専用ソフト使用時と同等以上のハイクオリティな高い動画が作成できます。
トレンドに乗りやすくバズりやすい
TikTokで企業アカウントを運用するメリットとしてトレンドに乗りやすくバズりやすい点が挙げられます。TikTokには「レコメンド機能」が備わっており、いいねやコメントの数に応じて作成した動画が「おすすめ動画」として不特定多数のユーザーへ拡散されます。現在のトレンドを意識した投稿を作成することでおすすめ動画としてレコメンドされる可能性が高く、幅広いユーザーに届くことが期待できるでしょう。
他社と差別化できる
TikTokで企業アカウントを運用するメリットとして他社と差別化できる点が挙げられます。企業戦略としてTikTokを活用する企業は年々増加傾向にあるものの、X(旧:Twitter)やInstagramと比較すると未だ集客力や拡散力に関しては注目されていません。そのため、周囲の競合企業がTikTokを利用していない場合は業界に先駆けて利用することで、自社の強みのひとつとして他社との差別化を図れます。
TikTok企業アカウントの作り方
TikTok企業アカウントの作り方は以下の手順で行います。
- TikTokアプリをダウンロードする
- ビジネスアカウントを設定する
- プロフィールを作成する
これより、上記の各項目に関して詳しく解説します。
TikTokアプリをダウンロードする
まず、TikTokアプリをダウンロードする必要があります。各端末に対応するアプリストアからTikTokアプリをダウンロードしましょう。アプリのダウンロード後、以下の手順で初期設定を行います。
- 「ログイン」をタップする
- 「登録」をタップする
- 登録方法を選択する
- 登録方法を選択する
- 生年月日を入力する
登録方法は以下の方法から任意で選択します。
- 電話番号/メール/ユーザー名を使う
- LINEで続ける
- Appleで続ける
- Twitterで続ける
- Googleで続ける
- Facebookで続ける
- カカオトークで続ける
ビジネスアカウントを設定する
次に、ビジネスアカウントを設定します。ビジネスアカウントの設定方法は以下の通りです。
- プロフィール画面の「≡」から「設定とプライバシー」をタップする
- 「アカウント」をタップする
- 「ビジネスアカウントに切り替える」をタップする
- アカウントのカテゴリー選択する
プロフィールを作成する
最後に、プロフィールを作成します。アカウントの名前をはじめユーザー名、自己紹介などを設定しましょう。名前はユーザーへの認知のしやすさを考えると基本的に企業名・ブランド名が望ましいです。自己紹介では事業内容の詳細を記載することで「この企業は〇〇の会社」という風にユーザーから認知されやすくなります。自社で他のSNSやWebサイトを運用している場合は上記項目と併せて記載しましょう。ユーザー名に関しては他のSNSのユーザー名と統一することでユーザーに検索されやすくなります。
TikTok企業広告の種類
TikTok企業広告には主に以下の種類があります。
- インフィード広告
- インフルエンサー広告
- 起動画面広告
- ハッシュタグチャレンジ
これより、上記の各項目に関して詳しく解説します。
インフィード広告
インフィード広告はTikTokの「おすすめ」投稿に混ざって表示される広告のことです。大きな特徴のひとつとして、TikTokの魅力である「エンタメ性」を損なわず広告できる点が挙げられます。通常の投稿と同様にいいねやコメントも記入でき、他のユーザーへの共有も可能なため投稿動画を視聴したユーザーによる二次拡散が期待できます。
インフルエンサー広告
インフルエンサー広告は影響力や知名度のある人物が商品を宣伝する広告です。特徴として、世間的に信頼できる説得力のある人物が出演するため商品やサービスの購入に繋がりやすい点が挙げられます。例として、有名芸能人を起用した商品広告などがあります。
起動画面広告
起動画面広告はアプリを起動した際に表示される広告です。広告枠は1日1枠限定のため確保が非常に難しく、費用も高額なためデメリットが多いように感じます。しかし、広告枠を確保できれば1日中企業広告がアプリを利用するユーザーへ表示されるため、費用対効果は絶大です。
ハッシュタグチャレンジ
ハッシュタグチャレンジは企業側が設定した自社商品やサービスに関連するハッシュタグがユーザーの動画を介して他のユーザーに拡散されることで宣伝される広告です。トレンドにも乗りやすく、高い拡散力が期待できます。いわゆる投稿内容の「お題」としての側面も持ち併せるため、取り扱うクリエイターの能力次第では想像以上の相乗効果が生まれるでしょう。
TikTok企業の成功事例
今回は以下のTikTok企業の成功事例を紹介します。
- GU
- マリークワント
- ヤマト運輸
- ローソン
- ドミノピザ
- グリコ
- ユニクロ
- ほっともっと
- マクドナルド
- ロート製薬
- スクウェア・エニックス
- サブウェイ
- ANA
GU
GUでは社員が自社製品を用いたコーディネートを紹介する動画を中心に新作アイテムの紹介動画やキャンペーン告知動画を投稿しています。キャンペーン時は動画概要欄にある専用URLへの誘導を促すコメントが表示され、TikTokアプリの特性を活かした運用方法が垣間見えます。
マリークワント
マリークワントでは自社の主力製品であるバッグや小物、メイク用品をアプリ内ツールであるAIナレーションやテキストを駆使して紹介した動画が人気です。商品の華やかさに対して脱力感のあるBGMを多用し、ラフなテキストをAIナレーションが話すギャップが魅力と言えるでしょう。
ヤマト運輸
ヤマト運輸では実際の黒猫を動画内で起用し、台詞をアフレコしたショートドラマ風の企画動画を作成することで再生数を伸ばす工夫がなされています。女性とその飼い猫のほのぼのしたやりとりを主軸に季節やテーマに応じたクイズ・雑学などを盛り込んだ内容が人気です。また、猫の愛くるしさを隙間時間で充分に堪能できるため、動画に癒されるユーザーも多いようです。
ローソン
ローソンでは主にパンなどの自社製品を活用した料理動画が人気です。新作商品の紹介動画では一見ホームビデオ的なアットホームな内容ながらも商品の魅力を全面に引き出した内容となっており、購買意欲を掻き立てます。
ドミノピザ
ドミノピザでは依然として楽曲の空耳を利用したピザの紹介動画が人気です。他にもピザの製造工程を紹介する動画だけでなく、「コメントであなたの好きなピザを教えて」などのコメントを促す動画も作成され、企業側が視聴者との触れ合いも大切にしていることが伺えます。
江崎グリコ
江崎グリコの公式TikTokアカウントは存在しないものの、キャンペーンの都度特設アカウントが開設されハッシュタグキャンペーンなどを積極的に開催しています。例えば、昨年は11月11日の「ポッキー&プリッツの日」に向け「#ポッキーバトンチャレンジ」と題して、ORANGE RANGE「おしゃれ番長」のカバー楽曲に合わせてダンスを踊るリレー形式の動画投稿企画が実施されました。TikTokをはじめとしたSNSの拡散力を活用した自社製品の効果的な宣伝方法と言えるでしょう。
ユニクロ
ユニクロでは次に流行するアイテムやコーディネートを紹介する動画が人気です。「自社のおすすめ製品◯選」などの動画も頻度は少ないながら投稿されることがあり、出かける前の支度時間でもコーディネートに迷った際の参考にできます。動画ベースの媒体であるTikTokを活用し、自社製品の宣伝とユーザーの需要に応えた内容が上手く噛み合った良い例と言えるでしょう。
ほっともっと
ほっともっとでは新作弁当の紹介を15秒以内の短い動画で紹介する試みを行っています。短い動画の中に商品を魅力的に見せるカットがいくつも散りばめられており、上手く編集された動画が消費者の購買動機に繋がっていると言えるでしょう。また、動画内では程よい長さのテキストがAIナレーションによって説明されるため、目と耳の両方で楽しめます。
マクドナルド
マクドナルドは近年アニメを活用したCMにこだわり、幅広い年代で楽しめるものから懐かしのネタなどを掘り下げたアニメ動画CMを投稿しています。例えば、ニコニコ動画内で一世風靡した東方Project「魔理沙は大変なものを盗んでいきました」の替え歌と動画が起用されたことから、当時サイトを利用していた世代は懐かしさを覚えたことでしょう。上記の例から、商品のターゲット層を上手く絞り戦略的に投稿していることが伺えます。
ロート製薬
ロート製薬は自社製品の「化粧水の中身当てゲーム」などの隙間時間で楽しめる内容から、自社で運営する本格的なVTuberの活動報告などを投稿しています。投稿内容から、ターゲットの年齢層を10代から20代の若年層に絞って動画が作成されていることが伺えます。
スクウェア・エニックス
スクウェア・エニックスは自社で制作するゲーム内映像の一部を動画として投稿しています。特に同社の代表作「ファイナルファンタジー」は今年37周年を迎える老舗コンテンツであり、新作の発売とともにグラフィックが驚異的な進化を遂げます。美麗なグラフィックは動画を通じて視覚的効果をもたらすため発売当初ゲームをプレイしていたユーザーだけでなく若年層のユーザーも映像として楽しめます。「テレビゲーム」というコンテンツが幅広い年代に需要があることを活用した企業戦略と言えるでしょう。
サブウェイ
サブウェイでは自社製品に関するユーザーからの声を動画内で取り上げ、内容に沿ってカスタムしたサンドウィッチの調理動画が人気です。例えば、「パンもサラダも苦手だけどカスタムしてもらえないか」という視聴者からの質問に対して、「パンもサラダも苦手ならサンドウィッチの敷紙を外紙で包むしかない」という粋な大喜利で回答するなど、視聴者を楽しませたいという思いも感じられます。また、サンドウィッチの制作工程を音楽に合わせた動画を作成するなど、野菜をはじめとした具材を活かしたサンドウィッチチェーン店ならではの鮮やかな投稿が人気です。
ANA
ANAでは現在CAの持ち物チェックと題した動画が人気です。普段見られないCAの鞄の中に持ち歩いている物を動画内で紹介しています。他にもCA同士による面白映像やアニメOPのパロディ、流行のダンス動画も人気です。華やかなイメージのあるCAと動画内容とのギャップが企業の宣伝に結びついた例と言えるでしょう。
TikTok中小企業成功事例
今回紹介するTikTok中小企業の成功事例は以下の通りです。
- 三和交通株式会社
- 三陽工業株式会社
- キムチの家
- 金沢フルーツ大福凛々堂
- 株式会社リソースクリエイション
三和交通株式会社
三和交通株式会社は関東を拠点としたタクシー会社で、同社の部長取締役である「みぞ部長」を中心に社員のおじさんたちがぎこちないダンスを踊る動画が人気です。有名芸能人やインフルエンサーとのコラボ企画も多く、リクルート動画の側面も持ち合わせているため若者離れが進むタクシー業界の人材不足解消にも大いに役立っていると言えます。
三陽工業株式会社
三陽工業株式会社は兵庫県を中心に関西方面で支店を展開する製造企業で、社員のおじさんたちが唐突に出題されたクイズに回答する動画が人気です。また、同じ内容で企業内の若手社員とのジェネレーションギャップに着目した内容の動画も人気が高く、若者の人材不足解消に積極的に取り組む姿勢が垣間見えます。
キムチの家
キムチの家は新潟県佐渡島を拠点に運営するキムチ専門店です。当初は島内のみでの販売だったにも関わらず、TikTokで投稿したキムチ作成動画がきっかけで売上が40倍にもなり全国的なヒットを果たしました。知名度が上がったことで視聴者からキムチにしてほしい材料が贈られることが多くなり、贈られた材料を使用したキムチを作成する動画も人気です。地方の中小企業でもSNSを駆使して発信することで自社の売上げを伸ばせることを証明した例です。
金沢フルーツ大福凛々堂
金沢フルーツ大福凛々堂は石川県金沢市初のフルーツ大福専門チェーン店で、大福の中身であるフルーツを当てるクイズ形式の投稿動画が人気です。どの種類の大福でも外見が同じにも関わらず、断面がフルーツごとに異なるため大福が切って断面が見えるまでのワクワク感と見えた後の視覚的効果が反響を呼びました。自社製品の特徴を上手く活用した良い例と言えるでしょう。
株式会社リソースクリエイション
株式会社リソースクリエイションは主にブランディングを中心に様々な事業を展開する企業です。現在企業アカウントは運用されていないものの、「ユイカとヒロシ」と題して同社の広報担当の社員と代表取締役社長がコントを繰り広げるアカウントが人気です。コント動画として楽しめるだけでなくリクルート動画としての側面も持ち併せるため、自社アピールのためにTikTokを効果的に活用している例と言えるでしょう。
TikTok売れ成功事例
今回紹介するTikTok売れ成功事例は以下の通りです。
- 大塚製薬 「ファイブミニ」
- カネボウ 「リップモンスター」
- ダイソー「ミニ洗濯機」
- ルルルン「クレンジングバーム CLEAR BLACK」
大塚製薬 「ファイブミニ」
「ファイブミニ」は大塚製薬の主力商品で食物繊維を多く含む特定保健用食品です。本商品は同社のロングセラー商品ですが、2021年にあるTikTokerの投稿動画がきっかけとなり再注目されました。また、TikTok内ではファイブミニのブランドアカウントが開設され、TikTokサイズのショートドラマ企画が展開され人気を得ています。自社での商品タイアップ等はなかったものの、TikTokユーザーの投稿によって既存の商品が再注目された例です。
カネボウ 「リップモンスター」
「リップモンスター」はカネボウ化粧品のブランド・KATE(ケイト)の商品です。カネボウ化粧品は企業アカウントを持たないものの、コロナ禍での「マスクの下でもメイクを楽しみたい」というユーザーの想いからTikTokで取り上げられ口コミで自然発生的に流行しました。現在では新商品が出る度にメイク系TikTokerが取り上げることから、常に話題の中心に存在するアイテムです。2024年8月からは各都道府県限定色の取り扱いも開始しており、TikTokの拡散力に頼るばかりでなく企業側もTikTokユーザーの興味・関心を集める試みを実施しています。
ダイソー「ミニ洗濯機」
「ミニ洗濯機」は100円ショップを展開するダイソーの商品です。製造元のダイソー自体はTikTokアカウントを運営していませんが、一般のTikTokユーザーが紹介した動画を真似して紹介する、いわゆる「真似売れ」をした商品の例です。本来は玩具として発売された本商品ですが、メイク道具の洗浄を行う動画が拡散されたのがきっかけで様々なTikTokユーザーが投稿の話題として取り上げるようになりました。
ルルルン「クレンジングバーム CLEAR BLACK」
「クレンジングバーム CLEAR BLACK」はDr.ルルルン株式会社の主力商品です。2021年9月11日付で現役モデルTikTokユーザーにより投稿された「ルルルン クレンジングバーム」を紹介した動画がきっかけで売上が倍増しました。今回紹介する「クレンジングバーム CLEAR BLACK」は上記の商品をリニューアルした4種類のラインナップのうちのひとつです。従来の製品の効果に加え、炭と2種類の酵素(プロテアーゼ・リパーゼ)の配合により毛穴の黒ずみ除去効果を高めた商品です。まつげエクステ中でも利用でき、メイク後のW洗顔が不要な洗浄力も人気の秘訣と言えるでしょう。本ケースはインフルエンサーの投稿がきっかけで商品の知名度が上がった例です。
TikTok企業の成功事例まとめ
TikTokで企業アカウントを運用するメリットは以下の通りです。
- 幅広い年齢層に商品・サービスをアプローチできる
- クオリティの高いコンテンツを作成できる
- トレンドに乗りやすくバズりやすい
- 他社と差別化できる
TikTokはX(旧:Twitter)やInstagramなどと比べると拡散力や集客力に関するポテンシャルが未知数であることから、企業戦略としてTikTokを運用する企業は少ないです。そのため、周囲に運用する企業がいなければ他社との差別化を図るツールとなり得るでしょう。今や、TikTokはZ世代を中心とした若年層に留まらず、30代以上の購買意欲の高いユーザーにも利用されます。自社の更なる業績向上に向け、幅広い年代にアプローチできるTikTokを活用してみてはいかがでしょうか。今後、企業戦略としてTikTokアカウントの運用をお考えのみなさまは、ぜひ本記事を参考にしてみてください。
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