TikTokで乗っ取られるとどうなる？TikTokの乗っ取りを未然に防ぐ方法、乗っ取られた場合の対処法

TikTokはさまざまな媒体と連携させることで動画をシェアができますが、個人情報が登録されているため、アカウントが乗っ取られる危険性があります。

TikTokのアカウントが乗っ取られるとどうなるのでしょうか。今回は、TikTokでアカウントが乗っ取られるとどうなるのかを解説します。また、乗っ取りを未然に防ぐ方法と乗っ取られた場合の対処法についてもまとめてみました。

これを読めば、TikTokで乗っ取られた場合のリスクを知れて、対処法を知ることができ、より安全に安心して運用することができます。先に結論を言うと、TikTokでは簡単なアカウント設定をしておくことで、乗っ取りのリスクを軽減することができますよ。

なお、おすすめのTikTok運用代行企業、おすすめのTikTokキャスティング会社については、以下の記事で詳しく解説していますので、ぜひ参考にしてみてください。

TikTokが乗っ取られているか確認する方法
TikTokアカウントが乗っ取られるとどうなる？
TikTokアカウントが乗っ取られた場合の対処法
TikTokの乗っ取りを防ぐ方法
TikTok乗っ取りまとめ

TikTokが乗っ取られているか確認する方法

TikTokが乗っ取られているのかを確認する方法を調べてみると、次の４つの方法が出てきました。

パスワードや電話番号が変わっている
ユーザー名が変わっている
勝手に動画が削減、投稿されている
勝手にコメントに返信、DMが送信されている

自分のTikTokアカウントが乗っ取られているのでは？と不安に思っている方も多くいます。では、それぞれの方法について詳しく解説します。

パスワードや電話番号が変わってる

パスワードや電話番号が変わっている場合は、アカウントが乗っ取られている可能性があります。なぜなら、いつものパスワードでログインができないからです。いつものパスワードでログインできない場合は、すぐに気付くことができるので、日頃からチェックしておくことが大切です。

ユーザー名が変わってる

ユーザー名が変わっている場合は、アカウントが乗っ取られている可能性があります。パスワード同様に、ユーザー名が知らないうちに変わっている場合は、すぐに気付くことができるので、日頃からチェックしておきましょう。

勝手に動画が削除、投稿されている

勝手に動画が削除、投稿されている場合は、アカウントが乗っ取られている可能性があります。その場合、一見すると分かりにくいため気付くのが遅れてしまいます。しかし、身に覚えのない動画の削除や投稿は乗っ取られている可能性が高いので、直ちに自分のアカウントを確認しましょう。

勝手にコメントに返信、DMが送信されている

勝手にコメントに返信、DMが送信されている場合は、アカウントが乗っ取られている可能性があります。この場合も乗っ取られているのかが分かりにくいため気付くのが遅れてしまいます。乗っ取りに気付くのが遅れてしまうと被害が大きくなるため、こまめにチェックしておきましょう。

TikTokアカウントが乗っ取られるとどうなる？

「自分のアカウントが乗っ取られることはないだろう」と思っている方も少なくありません。しかし、アカウントが乗っ取られるとさまざまなリスクが生じるため、どのような被害を受けるのか知っておく必要があります。

では、TikTokアカウントが乗っ取られるとどうなるのかについて、具体的に見ていきましょう。

個人情報が流出する恐れがある

1つ目のリスクは、個人情報が流出する恐れがあることです。なぜなら、TikTokでは登録時に、電話番号やメールアドレス以外の他のSNSを利用して登録できるため、それらのパスワードなどの個人情報も漏れてしまう恐れがあるからです。その結果、迷惑メールや迷惑電話などが増加し、日常で悪質な被害に遭う可能性があります。個人情報を守るためにも、乗っ取られないよう対策をしておきましょう。

犯罪に利用される恐れがある

2つ目のリスクは、犯罪に利用される恐れがあることです。なぜなら、乗っ取ったアカウントを利用することで、アカウント本人に罪を着せることができるからです。たとえば、フィッシング詐欺に利用したりといった悪質な行為が実際に起きています。これらの行為によって、他のユーザーが被害を受けるだけでなく、乗っ取られた本人も法的な問題に巻き込まれる可能性があるため、注意が必要です。

アカウントや動画が削除される

3つ目のリスクは、アカウントや動画が削除される可能性があることです。なぜなら、TikTokのアカウントにログインさえできてしまえば、本人以外でもアカウントや動画の削除、動画の編集が簡単にできてしまうからです。また、アカウントが削除されることにより、DMやコメント、いいねなども消えてしまうため、インフルエンサーやTikTokで生計を立てている方は収入がなくなってしまいます。特に人気インフルエンサーは今までの努力や収入が消えてしまうので、少しでも違和感を感じた場合は乗っ取られていないか確認するようにしましょう。

非公開動画が公開される

4つ目のリスクは、ストックしている非公開動画が公開される可能性があることです。非公開動画を公開する目的としては、アカウント本人を困らせたり、信用を落としたりすることが考えられます。非公開動画には、プライベート動画、解禁前の情報、企業秘密などがあります。非公開動画を勝手に公開されてしまうと自身の信用を失い、フォロワーやファンが減る可能性もありますので、乗っ取りのリスクは大きいです。

誹謗中傷のDM、コメントを書き込まれる

5つ目のリスクは、誹謗中傷のDMやコメントを書き込まれることです。なぜなら、他のユーザーに対して不適切なメッセージを送られることで関係が悪化したり、自分のアカウントの評価や信頼が下がるなどの問題が発生する可能性があるからです。また、不適切なコメントやメッセージは、TikTokのコミュニティガイドラインに違反する場合が多く、アカウントが停止されるリスクもあります。

TikTokアカウントが乗っ取られた場合の対処法

TikTokでアカウントが乗っ取られた場合、そのままにしておくと大きな被害に発展する可能性がありますので、対処する必要があります。

では、TikTokアカウントが乗っ取られた場合の対処法について、具体的に見ていきましょう。

パスワードを変更する

1つ目の方法は、パスワードを変更することです。なぜなら、パスワードを変更することで、乗っ取りからのアクセスを遮断し、さらなる被害を防ぐことができるからです。簡単にかつ、即効性で対応できますので、まだ本来のパスワードでログインできるのならば、直ちにパスワードを変更しましょう。

マイページにある「設定とプライバシー」をタップします。

「設定とプライバシー」から「アカウント」をタップします。

「アカウント」から「パスワード」をタップし、新たなパスワードを設定しましょう。

身に覚えのないデバイスを削除する

2つ目の方法は、身に覚えのないデバイスを削除することです。なぜなら、身に覚えのない不審なデバイスからログインされている場合は、アカウントが乗っ取られている可能性があるからです。TikTokでは、利用する際にどのデバイスからログインしたか分かるように設定することができます。設定しておくと身に覚えのないデバイスのログイン情報などが通知され、詳細を把握することができます。

マイページにある「設定とプライバシー」をタップします。

「設定とプライバシー」から、「セキュリティ」をタップします。

「セキュリティ」から「あなたのデバイス」をタップします。

デバイスが表示されますので、身に覚えのないデバイスを削除しましょう。

TikTokの運営に報告する

3つ目の方法は、乗っ取りをTikTokの運営に報告することです。なぜなら、自分のアカウントが乗っ取られていることをTikTokの運営に報告すれば、代わりに対応してくれるからです。TikTokアプリにある「問題を報告」からメッセージを送るだけです。乗っ取られていることが分かっていてもどうすればよいか分からない場合など、自分ではどうにもできない場合は、運営に対応してもらうことができます。アカウントが復活する可能性もあるため、運営に報告して任せましょう。

他のSNSで乗っ取りを報告する

4つ目の方法は、他のSNSで乗っ取り被害を報告することです。なぜなら、フォロワーや知り合いに乗っ取られたアカウントであることを知らせることができるため、二次被害を減らすことができるからです。そのため、TikTok以外のSNSも普段からセキュリティ対策をしておくといざという時に安心です。TikTokが乗っ取られても他のSNSアカウントを持っている場合は、TikTokが乗っ取られたことを報告しましょう。

アカウントを作り直す

5つ目の方法は、アカウントを作り直すことです。なぜなら、新しいアカウントを作ることで、自分自身のコントロール下にある新たなアカウントを運用できるからです。ただし、新しいアカウントを作る際は、以前のアカウントで使用したパスワードやメールアドレスなどは使用できません。以前とは異なる安全なパスワードやメールアドレスを設定する必要があります。また、新しいアカウントを作るということは、乗っ取られる前のアカウントのフォロワーや投稿を再度集めなければならないため、注意が必要です。

TikTokの乗っ取りを防ぐ方法

TikTokでは、アカウントの乗っ取りを未然に防ぐ方法があります。日頃から対策をすることで乗っ取られるリスクを軽減することができます。

では、TikTokの乗っ取りを未然に防ぐ方法について、具体的に見ていきましょう。

2段階認証を設定する

1つ目の方法は、2段階認証を設定しておくことです。2段階認証とは、アカウントにログインする際に、他のSNSやメールアドレスに届いた2つ目のパスワードを入力する認証方法です。通常のパスワードはユーザー自身が設定したものですが、2段階認証のパスワードは毎回異なり1度きりしか使用できないため、セキュリティの安全性が高いです。マイページにある「セキュリティ」から「2段階認証」を選択することで簡単に設定できますので、まだ設定してない方は乗っ取りを防ぐためにも設定しておくことをおすすめします。

マイページにある「設定とプライバシー」をタップします。

「設定とプライバシー」から「セキュリティ」を選択し、タップします。

「セキュリティ」から「2段階認証」をタップし、オンにします。

電話番号とメールアドレスを選択し、登録します。

メールアドレスと電話番号をリンクする

2つ目の方法は、メールアドレスと電話番号をアカウントにリンクさせておくことです。なぜなら、メールアドレスと電話番号をアカウントにリンクさせておくことで、ログイン時にメールアドレスが使えなくなった時に電話番号でログインができるからです。また、逆のパターンでも対応可能です。事前にリンクの設定をしておくことで、どちらかのログインが乗っ取られてしまった場合にすぐにパスワードが変更できるというメリットもあります。マイページから「ユーザー情報」の「アカウント管理」を選択し、メールアドレスか電話番号の登録してない方を選択しましょう。こちらも簡単に設定ができますので、まだ設定していない方は、乗っ取りを未然に防ぐためにも設定しておくことをおすすめします。

マイページから「設定とプライバシー」をタップします。

「設定とプライバシー」から「セキュリティ」を選択し、タップします。

「セキュリティ」から「ユーザー情報」をタップします。

「ユーザー情報」から電話番号とメールアドレスを登録します。

第三者に認証コードを渡さない

3つ目の方法は、第三者に認証コードを渡さないことです。なぜなら、関係者以外の他人に情報が漏れたり、アカウントが乗っ取られたりする可能性があるからです。一つのアカウントを複数人で管理しているインフルエンサーや企業が2段階認証コードを渡したことにより乗っ取り被害に遭ったケースがあります。認証コードは責任者のみが管理することでトラブルや乗っ取りを防ぐことができます。信頼している相手でも2段階認証コードは渡さないようにしましょう。また、2段階認証コードを使って乗っ取り被害を受けたアカウントは、運営以外では復活できないため、注意が必要です。

パスワードを定期的に変更する

4つ目の方法は、パスワードを定期的に変更することです。なぜなら、長期間同じパスワードにしておくと個人情報が漏れやすくなるからです。TikTokでは、30日に1回のペースでパスワードを変更することを推奨しています。パスワードを頻繫に変更することは面倒かもしれませんが、安全性が高まり、乗っ取り被害を未然に防ぐことに繋がります。また、パスワードを変更する際は、覚えやすい誕生日や電話番号、ゾロ目など推測されやすい番号は避けましょう。「6文字以上」、「大文字・小文字」、「数字・記号」を組み合わせて、推測されにくいパスワードに設定することがおすすめです。

他のSNSと連携させない

5つ目の方法は、他のSNSと連携させないことです。なぜなら、連携先のSNSが乗っ取られると、その連携を通じてTikTokアカウントも乗っ取られる可能性があるからです。また、他のSNSに投稿された情報を元にパスワードを推測される恐れもあります。TikTokは、他のアカウントと連携させることで簡単にログインや情報を共有することができますが、セキュリティの観点から見るとリスクが伴います。乗っ取りを未然に防ぐためにも必要以上に他のSNSとの連携は避けるようにしましょう。

他のパスワードを使い回さない

6つ目の方法は、他のサイトのパスワードを使い回さないことです。なぜなら、他のサイトと同じパスワードを使い回していると、パスワードが漏洩した場合にあらゆるサービスに侵入されてしまい、悪用される可能性があるからです。たとえば、フィッシング詐欺に遭ったり、クレジットカードを不正利用されたりするケースが実際に多くあります。同じパスワードを共通で使うことは覚えることが少なく楽に感じますが、乗っ取りから大きな被害に発展する可能性があります。アカウントや個人情報を守るためにも、それぞれのサイトで異なるパスワードを使い分けるようにしましょう。