本記事をご覧のみなさまは、TikTokユーザーのYouTubeアカウントへの誘導をお考えでしょう。しかし、
- TikTokからYouTubeへ誘導する方法は？
- TikTokからYouTubeへ誘導することで得られるメリットは？
- TikTokからYouTubeへ誘導する際の注意点は？
などの疑問をお持ちではないでしょうか。今回は、TikTokからYouTubeへ誘導する方法をはじめ、TikTokとYouTubeの違い、誘導して得られるメリットや注意点も併せて解説します。今後、アカウント戦略としてTikTokユーザーのYouTubeへの誘導をお考えのみなさまは、ぜひ本記事を参考にしてみてください。
なお、おすすめのTikTok運用代行企業、おすすめのTikTokキャスティング会社については、以下の記事で詳しく解説していますので、ぜひ参考にしてみてください。
TikTokの特徴（TikTokと YouTubeの違い）
TikTok最大の特徴はショート動画を中心とした投稿を手軽に作成しアップできる点です。現在では15秒・60秒・10分以内のいずれかの動画とテキスト、写真が投稿できます。YouTubeもTikTokと同じ動画投稿サービスですが二つのアプリには以下の違いがあります。
| TikTok | YouTube | |
| 動画の長さ | 主に15秒・60秒・10分以内のいずれかの短い動画が投稿可能 | 基本的に15分以内の動画が投稿可能。チャンネル開設で最大12時間以内の長い動画が投稿可能になる |
| 動画以外の投稿 | テキスト、写真が投稿可能 | アンケート、画像が投稿可能（アンケート、画像ともに投稿内で文章の作成も可能） |
| ユーザーの年齢層 | 10〜20代の若年層を中心に、30代での利用率が増えている。現在の平均利用年齢は36歳（参考：digiday.jp） | 10〜70代までの幅広い年齢が利用している。しかし、投稿率は全体の4.4%と非常に少ない（参考：webtan.impress.co.jp） |
| 編集の難易度 | プリセットの加工エフェクトなどを用いて、ハイクオリティな動画をスマホひとつで簡単に作成できる | 自身の編集方法や動画内容に伴い、編集ソフトや撮影機材が異なる。高いクオリティを求めるほど動画編集技術が要求されるため編集の難易度が高い |
| 動画の再生されやすさ | おすすめ機能により再生回数の高い動画がレコメンドされるため不特定多数のユーザーに再生されやすい | ある程度アカウントの知名度がないと動画の再生回数が伸びないため、地道に動画投稿を続ける必要がある |
上記の各項目を把握した上で、各アプリの長所を組み合わせたアカウント運用を目指しましょう。
TikTokからYouTubeへ誘導するメリット
TikTokからYouTubeへ誘導するメリットは以下の通りです。
- YouTubeの再生回数を効率的に伸ばすことができる
- YouTubeのチャンネル登録数を増やすことができる
- YouTubeの認知拡大になる
これより、上記の各項目に関して詳しく解説します。
YouTubeの再生回数を効率的に伸ばすことができる
TikTokからYouTubeへの誘導でYouTubeの再生回数を効率的に伸ばせます。TikTokアカウントだけでなくYouTubeアカウントも運用している場合は、YouTubeでアップした動画をTikTok用に再編集することでYouTubeアカウントのリンクへ誘導できます。例として、動画の最後に「続きはYouTubeで」などのテキストを添えると誘導しやすいです。YouTubeアカウントの動画再生回数を伸ばしたい方は、ぜひ上記の方法を試してみてください。
YouTubeのチャンネル登録数を増やすことができる
TikTokからYouTubeへの誘導でYouTubeチャンネルの登録者数を増やせます。TikTokである程度フォロワーがいるのであればプロフィール欄にYouTubeアカウントのリンクを載せてみましょう。おすすめ動画からプロフィール欄を見た視聴者がTikTokアカウントのフォローとともにYouTubeアカウントの登録を行う可能性があります。YouTube単体で登録者数を伸ばすには時間と労力がかかるため、TikTokの拡散力を借りてYouTubeチャンネルの登録者数増加を図りましょう。
YouTubeアカウントの認知拡大になる
TikTokからYouTubeへ誘導することでYouTubeアカウントの認知拡大に繋がります。もし、YouTubeメインで活動している場合でもYouTubeに投稿した動画をTikTok用に再編集してアップするだけでYouTubeアカウントの宣伝になります。TikTokは10〜20代の若年層を中心とした利用率が高いため、目新しいコンセプトの動画はトレンドに敏感な若者たちの興味・関心を惹くことでしょう。
TikTokからYouTubeへ誘導する方法
TikTokからYouTubeへ誘導する方法は以下の通りです。
- YouTubeで投稿している動画の一部を切り取ってアップする
- 動画のコメントに自分のYouTubeリンクを掲載する
- プロフィールにYouTubeのリンクを貼る
これより、上記の各項目に関して詳しく解説します。
YouTubeで投稿している動画の一部を切り取ってアップする
TikTokからYouTubeへ誘導するためにYouTubeで投稿している動画の一部を切り取ってアップしましょう。いわゆる「切り抜き動画」と呼ばれる手法で、作成済みの動画の一部を切り抜くだけなので作成に手間がかかりません。例として、YouTube本編の予告動画や続きが気になる部分に「続きはYouTubeで」などのコメントを入れて終わらせる動画が一般的です。動画の終わりに引きを作ることで視聴者に続きが見たいと思わせます。TikTokからYouTubeへ誘導する際は切り抜き動画の作成がおすすめです。
動画のコメントに自分のYouTubeリンクを掲載する
TikTokからYouTubeへ誘導するために動画のコメント欄に自身のYouTubeのリンクを掲載しましょう。コメント欄にYouTubeのリンクを貼ることでTikTokだけでなくYouTubeでも活動していることを視聴者に認知してもらえます。YouTubeのリンクをコメント欄に掲載する際のポイントとして、コメントをピン留めすることで他のユーザーのコメントとともに流れる心配がなくなります。一定のユーザーはコメント欄を読む傾向にあるため、コメント欄に自身が運営するYouTubeアカウントのリンクを掲載する方法も効果的です。
プロフィールにYouTubeのリンクを貼る
TikTokからYouTubeへ誘導するためにプロフィール欄に自身のYouTubeのリンクを貼りましょう。プロフィール欄にYouTubeのリンクを貼ることで、おすすめ動画から知ってプロフィール欄を開いた視聴者にもTikTokの活動内容とともにYouTubeアカウントの存在を認知してもらえます。また、YouTubeのリンクだけでなく他に運営しているSNSアカウントのリンクも併せて貼ると誘導しやすいです。YouTubeはTikTokとは異なり一朝一夕でファンは増えないため、プロフィール欄にYouTubeのリンクを貼ってTikTokユーザーにも普段の活動内容を広めましょう。
TikTokとYouTubeどちらが収益化できる？
結論から言うと、現在ではTikTokとYouTubeのいずれも収益化が可能です。以前はYouTubeのみでしか収益化できませんでしたが、現在はCreativity Program Beta（TikTokを利用するクリエイターが自身のクリエイティブを通して報酬を得られるTikTok独自の収益化プログラム）の新設に伴う広告収入の増加やTikTokの企業案件などからも収益化できるようになりました。そのため、TikTokとYouTubeの両方で収益を得ることも可能です。
TikTokとYouTubeフォロワーが増えやすいのは？
結論から言うと、フォロワーが増えやすいのはTikTokです。YouTubeはある程度知名度がないと再生回数が伸びづらいため、動画再生回数の増加を意識した編集や撮影方法を勉強しながら地道に投稿を続ける必要があります。そのため、知名度が低いうちはファンを獲得しにくいです。一方、TikTokはひとつの動画がバズればおすすめ機能などで不特定多数のユーザーに見てもらえるため一気にファンを獲得しやすいです。また、アプリにあらかじめダウンロードされた加工エフェクトを用いれば、動画編集初心者でもスマホで簡単にハイクオリティな動画を作成できます。TikTokとYouTube、二つの長所を組み合わせた運用も可能なため、自身の活動方針に応じて取り組みやすい方法を選択しましょう。
TikTokからYouTubeへ誘導する際の注意点
TikTokからYouTubeへ誘導する際の注意点は以下の通りです。
- YouTubeで使用できてもTikTokで使用できない音源がある
- 誘導しすぎるとシャドウバンになる可能性がある
- 切り抜きを載せる場合、本人の許可がないと著作権違反になる恐れがある
- 切り抜きを編集なしで投稿しない
これより、上記の各項目に関して詳しく解説します。
Youtubeで使用できてもTikTokで使用できない音源がある
TikTokからYouTubeへ誘導する際はYouTubeで使用できてもTikTokで使用できない音源があることに注意しましょう。特に「ダンス動画」や「歌ってみた動画」などの音源を使用する動画をアップする場合は要注意です。TikTokにYouTube動画の予告編などを掲載する際はTikTokで再編集をすれば、動画に使用された音源がTikTokで使用できる音源か確認できます。
誘導しすぎるとシャドウバンになる可能性がある
TikTokからYouTubeへ誘導しすぎるとシャドウバンになる可能性があります。他のSNSのURLを投稿などに載せることでTikTokのコミュニティガイドラインへの抵触も考えられるためです。TikTokの投稿動画の再生回数などが明らかに落ちたと感じられる場合はYouTubeをはじめとして他のSNSへの誘導は控えましょう。
切り抜きを載せる場合、本人の許可がないと著作権違反になる恐れがある
TikTokからYouTubeへ誘導するために切り抜きを載せる場合は、本人の許可がないと著作権違反になる恐れがあります。もし、他のクリエイターの切り抜き動画などで報酬を得たいのであれば元動画の作成者に使用許可を取りましょう。許可を得ずに無断編集した動画をアップすると最悪の場合、10年以下の懲役又は1,000万円以下の罰金を課される（著作権法第119条 より抜粋）など予期せぬトラブルの原因となりかねません。クリエイターとして報酬を受け取る以上、法律の内容も遵守しましょう。
切り抜きを編集なしで投稿しない
切り抜き動画は無編集での投稿は避けましょう。TikTokでは動画のクオリティが重視される傾向にあり、YouTubeでも見られるものをそのままTikTokに投稿するだけでは見てもらえない場合もあります。そのため、あえてTikTokで見る意義が感じられるようにTikTokの加工エフェクト機能を駆使した編集を加えるなど工夫しましょう。また、他のクリエイターの動画を無編集で切り抜き動画として投稿した場合は通報によるアカウント凍結だけでなく、動画の盗用による著作権違反にも繋がるため要注意です。
TikTokからYouTubeへ誘導するまとめ
TikTokからYouTubeへ誘導するメリットは以下の通りです。
- YouTubeの再生回数を効率的に伸ばすことができる
- YouTubeのチャンネル登録数を増やすことができる
- YouTubeの認知拡大になる
TikTokはYouTubeとは異なりスマホで手軽に動画を編集して投稿できるため、YouTubeアカウントの宣伝としても優れた方法のひとつです。TikTokからYouTubeへの誘導を行えば、結果的に両方の媒体でファンを増やすことにも繋がります。今後、TikTokユーザーのYouTubeへの誘導をお考えの皆さまは、ぜひ本記事を参考にしてみてください。
なお、おすすめのTikTok運用代行企業、おすすめのTikTokキャスティング会社については、以下の記事で詳しく解説していますので、ぜひ参考にしてみてください。
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